老化の原因

老化とは最悪のドミノ倒しの始まりである

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日本人でも外国人でも老化は等しく訪れ、今のところ止めることはできない現象です。
誰もが迎えよく知っているつもりの「老化」ですが、実際には体でどんな変化が起こっているのでしょうか?
止めることはできなくても遅らせることは可能なんじゃないだろうか。

 

そもそも老けるとは?

老化は細胞レベルで起こっている現象です。
細胞の老化はさまざまな部分でおこり、血管の細胞が老化すると、血管は固くなってしまいます。

血流は悪くなり、毛細血管に血液が届かなくなり減少します。
血流が悪い部分は代謝が低下します。

このようにドミノ倒しに悪循環が広がっていき、体が本来持っている機能が衰える現象が老化です。

 

肌の老化

人間の肌は皮膚の下の方にある基底層という部分で、ヒビ細胞が作られて下から上がってきています。
そして表面まで上がってきて、最終的には垢として剥がれ落ちます。

通常28日ほどのサイクルで繰り返しています。
このような一連の流れをターンオーバーと呼びます。

 

血流の悪化

肌の老化を端的にいえば血行が悪くなっていくことが原因です。
不摂生を繰り返えしたりすると、ダメージは蓄積され皮膚へ栄養や酸素を送る血流が悪くなります。

若い時にはならないのは、毛細血管がすみずみまで十分にいきわたっているためです。
多少血行が悪くなっても不足しません。

加齢は毛細血管にじょじょに血液がいかなくなります。
そのため補給するための血管が減ってしまいます。

皮膚を作るための材料が不足すればターンオーバーは遅れていくため、古くなった皮膚は皮膚表面に残ります。
ゆえに肌はこわばって硬い荒い肌になります。

顔の場合、酸素と栄養が不足すると異変が見えるようになってきます。
くすみ、シミ、シワ、たるみと連鎖的に衰えが進んでいきます。

 

影響は頭皮にまで

頭皮も皮膚の一部なので、毛細血管が衰えて血流が悪化すれば当然髪の毛にも影響があらわれます。

毛髪細胞に栄養や酸素が不足すれば、髪の毛の老化は進行します。
抜け毛、白髪、薄毛、髪のコシがなくなりパサつきます。

頭皮も顔の皮膚も一体なので、顔が老けると連動して頭皮にも老化が進んでいます。

 

 

筋肉の老化

筋肉も加齢と共に老化が進行します。
筋肉量の減少:筋繊維の数が減ります。
また、筋肉の繊維が硬くなります。

筋肉は2つ種類があります。
縮む速度が速い速筋縮む速度が遅い遅筋

速筋のほうが遅筋よりも遥かに速く減少していきます。
そのため年をとると素早い動きができなくなっていきます。

筋肉量の減少は30代から始まり、特に40代以降は顕著に減少します。

 

筋肉の減少による影響

基礎代謝の低下
基礎代謝が低下することで、太りやすくなります。
平均体温が下がることで免疫力が低下する。
体温が1℃下がると免疫力は3割程度低下すると言われている。

身体機能の低下
体の反応が鈍くなり、筋力低下は体のバランスを取りにくくなるため転びやすくなる。

内臓機能の低下
筋肉が衰えることで生活習慣病になりやすくなります。
脳梗塞、心筋梗塞などの危険な病気や認知症、糖尿病などのリスクが高まります。

 

筋肉は鍛えられる

筋肉は年をとっても鍛えることができます。
そのため筋トレや運動習慣によって筋肉量の減少は食い止めことができます。
運動は血行促進、毛細血管の増強などの相乗効果も期待できます。

 

骨の老化

骨も他の組織同様、老化が起こります。
30歳ごろから、男女ともに骨の密度が低下し始めます。

特に高齢者は骨は密度が低くなるとスカスカになってもろくなるので、何かの拍子に骨折しやすくなります。

 

骨の老化はホルモンの影響?

年をとると骨を作り出す細胞が減少していくため、骨がもろくなります。
閉経後の女性では、男性よりも骨密度の低下が加速します。

これは骨を作る骨芽細胞が性ホルモンの影響を受けるためです。
性ホルモンが減ると骨を作る機能も減るのです。

 

軟骨や関節にも

骨がもろくなるということは、軟骨も弱くなってしまいます。
関節は軟骨という弾力のある骨でスムーズに動かしたり、衝撃を吸収したりしていますが、老化すると関節内の軟骨は薄くなり、弾力が低下していきます。

さらに、靱帯や腱のつながっている組織が硬くなってしまうため、関節が硬くなります。
この変化によっても関節の可動域が狭くなってしまいます。

 

骨は強化できる

骨もただ衰えていくわけではありません。
骨には特徴があって「刺激を受けると骨密度が高まる」ということが分かっています。
運動などをする人は、たとえ閉経後であっても骨密度が増えるということです。

無理なくコツコツやれば、骨の老化は遅らせることが可能ですね。

 

 

消化器の老化

消化器もやはり老化してしまいます。
消化器の老化現象とはいったいどんなものでしょうか。

 

唾液の分泌量が減る

加齢によって唾液腺が委縮します。
また、病気になった際の内服薬の影響もあると考えられています。

唾液がでなくなると、飲み込んだりしにくくなります。
また口の中が乾くため、口内炎やむし歯、歯周病になりやすく、口臭も発生するでしょう。

むし歯や歯周病によって歯がなくなるとか噛む能力が低下し、柔らかいものばかり食べるため食事のバランスも今までと変わっていきます。

 

 

胃も老化する

胃の粘膜が萎縮
加齢によって胃の粘膜に委縮が起こると、胃酸の分泌量が低下します。
ビタミンやミネラルの吸収率がわるくなり、入ってきた雑菌を殺菌しにくくなります。

胃の動きが悪くなる
胃の伸び縮みがわるくなるので、たくさん食べ物が入らなくなります。
さらに、小腸へ送り出すために蠕動運動が起こりますが、その力が低下するので胃に食べ物が長時間居座るので胃が苦しく感じます。

食道の収縮力が低下
これはのどのしまりが悪くなるということなので、飲み込んだりする力が弱くなったり、食べたものや胃液が逆流しやすくなります。

 

腸の老化

小腸は消化液の分泌が悪くなって消化吸収が悪くなります。
脂っこいものや乳製品の消化吸収が苦手になります。

大腸の老化は蠕動運動の低下や腹圧の低下によって、うんちを送り出す力が弱くなるため便秘がちになります。

 

腸内細菌の変化

消化管の老化に伴い唾液は減り、歯も減る、胃は消化力が低下するなど今までとずいぶん様変わりするようになれば、腸内の細菌もエサとして入ってくる食べ物の変化によりバランスが変わってきます。

腸内細菌はビタミンを生成したり、人間が消化できない栄養素を分解してくれたり大変重要な役割があります。

しかし、老化により腸の中の善玉菌が減り、悪玉菌が増えるといった菌のバランスに変化が起こります。

悪玉菌は腐敗菌などでこれらは腸内で活動すると、タンパク質を腐敗させてアンモニアやインドール、硫化水素など有害な物質や発がん性物質を作りだします。

これらは腸から吸収して血液に入り流れていきます。
肝臓で処理してしまうところですが、老化すると肝臓の処理能力も衰えるため有害物質は全身に影響を与えるようになります。

腸内細菌の変化は、免疫力を低下させ生活習慣病のリスクを揚あげ、肌荒れやうつなどにもつながる意外と侮れない変化です。

 

積極的に摂取しよう
腸内細菌は食物繊維を取ったり、発酵食品を食べることで善玉菌を増やすことができます。

 

まとめ

老化は小さな変化から始まりますが、それは体全体にまんべんなく起こっています。
最初は小さな毛細血管の血行不良からですが、次第にその血管が消えていき酸素や栄養が届かない細胞がでてきます。
その部分は衰え機能を失います。

例えば、唾液の分泌が悪くなった場合

むし歯や歯周病になりやすいため、歯が抜ける。

  1. 食べ物が小さく砕かれにくくなるので、胃腸への負担が増える。
  2. 歯周病菌から毒素がでているので体内に流れ込む。

このように唾液が減ったというひとつのドミノが倒れたために、2,3つと別のドミノを倒してしまいます。
初めの流れは小さく大したことはありませんが、ドミノ倒しのようにどんどん他につながっていき大きな流れとなって悪い循環が始まるのです。

老化とは最悪のドミノ倒しの始まりなのです。

 

見た目の老化は中身と比例?

体は小さな細胞一つ一つがそれぞれの役割をすることで支え合って私たちを作りあげています。
皮膚表面に変化が訪れるのは、肌の細胞をうまく作れなくなったり、中身が変化してシワができたりしたからです。

これらの変化は毛細血管が老化し、血流が悪くなったことで水分や酸素、老廃物の運搬がうまくいかなくなったことによるものです。

見た目に老化を感じ取れるようなら、それは間違いなく中身も老化しています。
皮膚表面に老化が結果として映し出されているのです。

 

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